突発性難聴について
- 2011-06-29(22:15) /
- 突発性難聴
突発性難聴
突発性難聴の症状
・突然耳が聞こえなくなる。何をしているときに聞こえなくなったかわかるほど、いつかはっきりしていること。次第に難聴になった場合を言わない。
・高度の難聴
・理由がはっきりしない。大きな音を聞いたなど、外的なものでない。
副症状として
・耳鳴り
・めまい、吐き気、嘔吐
・聴覚過敏
などが見られる場合があります。
突発性難聴は発症してから最初の2週間症状が固定されてしまうそうです。
なので耳の聞こえ方に少しでも異常を感じたら、大学病院または近くの耳鼻科に早急にかかる必要があります。
早ければ早いほど、完治の可能性は高くなるそうです。
また発症の時に
・めまいを伴う。
・難聴が重度。
・高齢者
の場合治癒率が低くなるそうです。
予後はおよそ3分の1は完治し、3分の1は回復するが難聴を残し、3分の1は治らずに終わるそうです。
この病気の患者さんは人口100万人に対して、275人というデータですが、
今回いろいろな方に話を伺った感触では、もっと確率が高いのではないかと感じています。
音楽関係者に発症しやすいのかもしれません。しかしそのようなはっきりとしたデータはないようです。
私の場合はめまいがなかったのと早い治療ができたことが、良い経過を生んだと考えられます。
この病気になって失ってしまったことは今は考えずに(考えると終わりがないので)
耳が機能を取り戻してくれたことに、ただ感謝したいと思います。
もし突発性難聴にかかってしまってもこのように治癒していく可能性があるということを
一例としてお伝えできればと思います。
突発性難聴発症6日目以降
- 2011-06-26(17:32) /
- 突発性難聴
耳鳴りを徐々に感じなくなってくる。
聴覚過敏は相変わらず。すべての音がまぶしい。
この日の診察はなし。ステロイドとビタミンの薬。
発症7日目
午後診察。
経過良好なので、ステロイドをさらに減らす。
聴覚過敏が止まらないため、ビタミンB12の注射をする。
まだ外の音が怖くて耳栓が手放せない。
発症8日目
耳鳴りがなくなる。
聴覚過敏を感じないときが生まれる。
耳栓をしなくても大丈夫なときがある。
ステロイドとビタミンの薬。
薬をまだ飲み続けているので何とも言えないが、ここまで順調に治ってきてくれていることは本当に幸運だと思う。
突発性難聴発症5日目
- 2011-06-26(17:04) /
- 突発性難聴
状態がよさそうなので聴力検査を再び行う。
ほぼ正常通りまで戻っていたので、点滴は今日からなしでステロイドとビタミンの薬のみとなる。
耳鳴りはまだ20%ほど残っている。
同時に聴覚過敏症という、すべての音が大きく感じ頭に響く症状が一日続く。
ちょうど黒板を爪で掻くような音ですべての音が聞こえる感覚。
この聴覚過敏がかなり神経をすり減らす。
左耳に耳栓をすると症状が緩和される。
突発性難聴発症4日目
- 2011-06-26(17:00) /
- 突発性難聴
外の音が左耳に届くようになっている。
日曜日だが特別に血管拡張の点滴とビタミンB12の注射をしてもらう。
聴力検査の結果、60dBまで聞こえなかったところが20dBまで聞こえるようになっていた。
「あなた、よかったよ~。もう少しだね」と言われ、運が良かったのだと実感する。
街の音はまだ耳に刺激が強く、電車の音も耐えられない。音を聞いていると頭痛がして眠くなってくる。
もう少し安静が必要か。
ステロイドとビタミンの薬。
突発性難聴発症3日目
- 2011-06-24(10:36) /
- 突発性難聴
朝起きて、聴力を自己診断するが相変わらず。
耳鳴りが頭の中身の60%まで減っていることに気付く。もうステロイドが効いたのだろうか。
家の中のすべての音が頭を刺激し、とにかく音がない所へ行きたいと願う。
音を聞いているとすぐ頭痛がするのでこまめに休息が必要。生活音すべてが耳に障る。
左耳に耳栓をすると少し症状が緩和することに気付く。
病院にて診察。血管拡張の点滴とビタミンB12の注射。ステロイドとビタミンの薬。