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現代音楽のための室内楽コンクール

報告遅くなりましたが、9月の初めに、ポーランドのKrakowに行ってきました。
私にとって初の国際コンクールを受けに・・・・。
ここで行われたコンクールは現代曲の室内楽のためのコンクールで、私は今回オーボエの方と
Duoで参加しました。
そしてDuo部門3位をいただきました!!

今回Paul Pattersonというイギリスの作曲家の曲を演奏したのですが、実はその人が審査員をしていて、実際に曲に取り組んで作曲家の意見を聞ける!これが一番興味をそそるポイントでした。

早速演奏する前から、彼は私たちはを見てすぐ「僕の曲を演奏してくれてありがとう!!」
「この曲今まで3回録音してくれてるんだけど、みんな違うんだ」と言って笑っていました。

すごいプレッシャー・・・・
違うっていうのはどういう意味ですか?

演奏して、自分が満足いったかはともかく・・・

彼は本当にうれしそうに、「とってもよかったよ」と言ってくれて
でも何点か言いたいことがあると言って、結果発表の後時間を作ってくれて、何時間もいろいろ話をしていました。

最初は「作曲家が目の前に~」と近寄りづらいものを感じていたのですが
彼はものすごい人懐っこい性格で、「他の審査員といるのが嫌なんだ」と言って
参加者たちと一緒に普通にカフェしてました。最終的には6人いました。

で、管楽器の現代曲トークに花を咲かせ、ピアノの曲は1曲しか書いてないと笑い
イギリスに来た時にはうちに遊びに来なさい、と最後まで陽気な彼でした。

彼の書く曲もとてものりがよく、構成が明快で
なんかとっても彼の性格と曲が理解できました。
まあピアノの曲一曲しかないから、今後あんまり活かせないけど。。。



Krakow 002
krakowの旧市街にある聖マリア教会。
毎時間0分になると、塔の上のほうの窓があいて、いつも誰かがトランペットを吹きます。
毎回同じメロディー、そして始まってほんの少しでぷつっと演奏が終わります。
これは昔モンゴル軍が街に攻め入ってくるときに危険を知らせるため、いつもこの教会でラッパを吹いていたのですが、ある時最後まで吹ききらないうちに銃かなにかで殺されてしまったのです。

これを毎日毎時間繰り返すんです。

私はこのkrakow滞在中に5回は聞きましたが、毎回ショックです。
krakowの人々にしたらもう日常と化してるんだろうけど、そういう歴史が常に刻まれていて
常に直視しているというのが、ポーランドの文化なんだろうなと思いました。
執念深いというか。

Krakow 003
中央広場(後で調べたらポーランドで最も美しい広場らしい)

Krakow 004
広場片隅で歌うカウンターテナーとアコーディオン。



ポーランドの旅は本当にアクシデントがいっぱいでした。続きはまた今度。。。
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プロフィール

Mari Kawagishi

Author:Mari Kawagishi
川岸麻理

ピアニスト。ダックスフント大好き。

神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部を経て、同大学院修士課程ピアノ専攻を修了。2007年秋よりスイス政府奨学生としてチューリヒ音楽大学のソリストディプロマコースに留学し2010年に修了。

東京藝術大学卒業時に同声会賞受賞、同新人演奏会に出演。第75回 読売新人演奏会に出演。社団法人日本演奏連盟主催により東京文化会館小ホールにてピアノリサイタルを開催。
現代音楽室内楽国際コンクール(ポーランド)デュオ部門第3位。第19回カントゥ国際ピアノコンクール(イタリア)第2位。東京藝術大学大学院修了時に東京工業大学の入学式演奏会にソリストとして推薦され、東京工業大学管弦楽団とコンチェルトを共演。Musique en Valle du Tarnにピアニストとして招聘され、南仏にて連続ソロリサイタルを開催。

これまでに、Winterthur Musikkollegium、Orchestra Filarmonica "Mihail Jora" di Bacau 、東京工業大学管弦楽団、横須賀交響楽団、ヤマハ池袋吹奏楽団と共演。
Duo Epitaph(デュオ・エピタフ)、Ensamble Resonance(アンサンブル・レゾナンス)に所属。ヤマハ主催浜松管楽器アカデミー公式伴奏者。
現在、ソロ、室内楽及び伴奏等で国内外における演奏活動を行うとともに、後進の指導にあたっている。

詳しいプロフィールはこちら

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